ニアショアのオフィスを運営するメリットとデメリット〜その④〜

これまでの項でニアショアのメリットとデメリットを記載しましたが
最終回となる今回はニアショアの未来について記載します。

ニアショアというあり方はこの先も、形を変えて企業のツールとして存在し続けるでしょう。
問題は使い方であって、様々なライフスタイルや価値観の中でそれをどう組み合わせて使って行くかとだと思います。

 

販管費の削減と採用の利点を生かして地方に進出するインターネット代理店は今後も増えるでしょうが
安易な選択で安く済ませようと思うと、かえって高く付くケースが発生します。

人員の配置は慎重に考え、ニアショアの設立を検討されている人がいれば自分の近くに存在している人員を
有効活用できているか確認するべきです。

なぜなら遠く離れたメンバーをコントロールする事はさらにハードルが高いからです。

目の前に達成されていない事をニアショアで解決する事は困難で、まずは社内における成功事例を
手元で達成してから委託するスキームを作る事でより事案の成功率は高くなると思います。

ニアショアに求める内容も時代と共に高まってくると思いますが、期待に答えられる様に私も努力を継続するつもりです。

さて、ここまでニアショアのメリットとデメリットについて記載しました。
次回から「個人と組織の問題」という課題で記載したいと思います。

今日はこの辺で。

著者プロフィール

山中もとお

2006年8月 株式会社フルスピード入社SEMを中心としたコンサルティング業務に従事。 2009年10月東京から札幌に移住してインターネット広告代理店設立に参画し取締役就任。 設立4年で20億の売り上げを達成! 北海道からIT業界を盛り上げるために奔走中。

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山中もとお