SEMコンサルタントの育成法②

 

掲載の日が空いてしまいましたが、本日はSEMコンサルタントの育成法についての続きです。

こういったSEM系の仕事に従事している人は大きく分けて
作業屋さんとコンサルタントの2種類に分かれます。

作業屋さんと書くと語弊があるかもしれませんが
これはその名の通り言われた事を忠実にこなす人々です。

実はこれはこれで貴重な人材でこの業界では用途は多く、例えばレポート作成や
少額案件のコントロール、SEOであればリンク貼りやテキスト作成など
大手の代理店では新入社員や派遣社員などに割り当てられている業務です。

これが出来るだけでも、ここ数年は生活するのに困らないぐらいの仕事はあると思います。

しかし、どうせ同じ時間を共有するので出来る事であれば
コンサルタントと呼ばれる様に成長して欲しいと願ってします。

その第一歩として大事なの事はクライアントのビジネスモデルを理解する事です。

ビジネスモデルなんて難しい言葉のように聞こえますが
要はどうやって儲けているかという事を理解する事が提案への
近道になります。

逆にこれを理解しない事には先に進まないでしょう。

業界未経験で入社してくる社員はここからスタートする事が普通です。

ECサイトや人材紹介会社のモデルなど我々が接している業界に
置きなぞられてもイマイチ理解が深まらないので大抵は、その社員の
前職や生活に身近なコンビニ、スーパーなどのビジネスモデルの説明
から入ります。

そこで、そういったコンビニみたいなビジネスモデルにはリスティング広告やSEOより
チラシを作ってポスティングでもした方が効果的だよね。といった要に理解を深めてもらいます。

次に、地元のマッサージ店ならどうだろか。「札幌市 中央区 マッサージ」という
ワードをリスティングで登録すればドンピシャだよね。
このワードで検索している人は中央区でマッサージ店を探しているよね
マッサージにはいろんな意味があるから除外設定も忘れずに。。

といった具合にレクチャーして行きます。

後は宿題として必ず毎日の生活の中で物を購入したり
サービスを受ける中で必ずビジネスモデルを想像する
癖をつけさせましょう。

こうしてビジネスモデルを理解する事でどのような登録ワードや
広告原稿の表現そして最終的にはランディングページの提案まで
出来る様になれれば理想的です。

次回は登録ワードの考え方について記載します。

今日はこの辺で。

著者プロフィール

山中もとお

2006年8月 株式会社フルスピード入社SEMを中心としたコンサルティング業務に従事。 2009年10月東京から札幌に移住してインターネット広告代理店設立に参画し取締役就任。 設立4年で20億の売り上げを達成! 北海道からIT業界を盛り上げるために奔走中。

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山中もとお