ライティングビジネスの成功と失敗そして現在~②
さて、ライティングビジネスを始めるぞと意気込んだ物の、肝心のライターさんを探さなければなりません。
最初は受注した案件を「クラウドソーシング」のフリーランサーに依頼して、中間マージンを搾取すればいいや、と安易に考えていました。
しかしなぜ、前述の大手企業がクライアントの要望を叶える事が出来ないのか?
そこが引っかかり、まずはサービス開始の前に課題を解決しなければならないという結論に至ります。
まずは独自にリサーチを開始しました。このリサーチ自体に1ヶ月以上掛かっています。
この間、クラウドソーシングの大手数社や実際にフリーで活動しているライターさんまで実に様々な人に会いました。
関係者をご紹介頂いた、T社長、N社長には感謝です。
そこで、いろんな事が分かってきました。
・「ライティング請け負いますよと」言ってる大半の会社は自前でライターを保有していない、もしくは凄く少ない。
・殆どの会社がクラウドソーシング系の会社にアウトソースしている。
・クラウドソーシングが抱えているライターさんの中で本職のライターさんは限られており、大半が主婦層やライター未経験の人たち。
何の事はない、依頼するライターの質が低ければ、元に課題に逆戻りし解決する事は永遠に不可能。もし私が安易にクラウドソーシングに依頼していたら、納品された文章をよっぽど自分で添削して提出しない限り、この課題は解決できずに負のループに陥るという結論になりました。
もちろん、クラウドソーシングの中にも本職のライターさんはもちろん、そうでなくとも、質の高い文章を執筆してくれる人はいるだろうが、その確率に頼るのは不安定だし、何よりもその腕の良いライターさんを偶然見つけても、他に案件を受けていれば定期的に発注する事が難しくなるかもしれない。
それでは前述の大手ライティング請負企業と何ら変わらず、差別化できずに沈没すると思いました。
そんな中で某大手クラウド系企業のA社長に出会うのだが、その会話の中で
「ライターは自分で確保したほうがいいよ」
と言われその方向のシフトする事を決意します。
でもどうやって自分で囲うか?暗中模索のヒントを得て行動に移しますが、それはまた次回。
今日はこの辺で。