従業員を家族扱いする経営者には少し違和感〜前編〜
今回は私なりに従業員との関係性について執筆します。
良く「社員の事を家族と思っている」とおっしゃる経営者の方がいらっしゃいますが、私は違和感を感じます。
少なくともそういう会社で私は働きたく無いです。
その「家族」という理屈を貫き通すのであれば、社長は常に一家を養うお父さんであり、社員は子どもという位置づけ。
しかし、そのループはいつまでも続くとは限らないので、やがて本物の家族と同じで「親孝行してくれ」という話にります。
でも会社はそれは違うと思うのですよ。
なぜなら、社長もマネージャーも社員も「個人」として独立してあるべきだと思うのです。
それぞれのポジションで役割をこなし成果を生み出す、それが組織であり会社です。
そういう経営者に限って後々、「親孝行」という名の見返りを求めすぎてしまいその家族が崩壊してしまうのです。
意外と思われるかもしれませんが、情に厚い上司ほど最後は部下に見放されてしまうものです。
では、なぜそうなってしまうのか?とその防止方法は後編で。