すぐ身近で起こる企業買収について
こんにちは山中もとおです。
昨年末、株式会社イシンさんのお誘いでシリコンバレーに訪問した際に、企業のM&Aなどが当たり前の世界を垣間見ることができて、なんだか新鮮な気持ちになると共に、自分には無縁な世界だなと決めつけておりました。
しかし、その数ヶ月後まさか自分の身に降りかかるとは、思いもよりませんでした。すでに時間も経過しましたし、その当事者の方からの許可も頂いているので、そのことについて執筆しようと思います。
まあ、ひらたく言うと、株式会社マジメをまるごと買いたいというもの好きな会社さんが現れたのです。
それもびっくりするぐらいの金額でした。
結果として3秒ぐらい悩みましたが、丁重のお断りした次第です。
その会社さんとは、現在も良好な関係でお取引させてもらっているのですが、ある大きなメディアを複数運営されていて、もうコンテンツ制作を発注するのが、面倒だから当社のコンテンツ編集スキームをまるごと買収したい、しかも従業員付きでというお話でした。
たしかに、買収してしまった方が当社の上層ライターや編集者をコントロールできるので、メリットは大きいと思いましたが、その金額に見合うのか疑問を抱きました。
しかし、後々ざっくばらんにお話したところ、この先予定している発注量や、他のクラウドソーシング系に発注している分量や、その手間を考えれば、その金額でも安いとのお話でした。
その後、お取引関係を継続して頂くとと共に、ブログでネタにしても良いですか?と聞いたところ、「別にいいよ」というぐらい良好な関係を築けているので、いまでは笑い話です。
しかし、この件をキッカケに私としては、当社のビジネスモデルが市場で評価されているという自信を得ると共に、今後もマジメに質ん良いライターの確保と育成及び、腕の良い編集者との連携をさらに強化しようと決心する出来事となりました。
今日はこの辺で。