ネット広告運用におけるニアショアの悩み

こんにちは山中もとおです。

今年に入ってから約10社ほどの会社が地方都市への進出、つまりニアショアの件で相談に訪れています。

中には顧問のポストを用意したので、是非やりましょうと強く誘って頂ける会社さんもあり、私みたいな者には身に余る光栄だったのですが、いずれもお断りしました。

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もちろん、当社自体が今ではコンテンツマーケティング1本で食べている会社になり、私がリスティング・DSPなどの広告運用の世界から、遠ざかっているというのも理由のひとつです。

ご相談頂く内容は、地方都市にリスティングやDSPの運用拠点を作り、人件費のコストカットしたいという内容が大半です。

以前このブログでも触れましたが私からの意見は、その会社(御社)のTOPクラスのレイヤーの方、つまり社長、副社長クラスの人材が移住するつもりで乗り込んで行くなら良いと思いますが、現地でマネージャー雇ってとか、期間限定で本社のマネージャーをアサインするなどは成功しない可能性が高いです。

ここの人選を誤ると現場責任者が生贄みたいな状態になりますので注意しましょう。

もし本気でニアショアを考えているなら、同業の運用会社に案件を丸投げして見るのが良いと思います。

本社のディレクターが優秀なら上手く回るかもしれません。

それから本格的に考えても決して遅くはないでしょう。

今日はこの辺で。

著者プロフィール

山中もとお

2006年8月 株式会社フルスピード入社SEMを中心としたコンサルティング業務に従事。 2009年10月東京から札幌に移住してインターネット広告代理店設立に参画し取締役就任。 設立4年で20億の売り上げを達成! 北海道からIT業界を盛り上げるために奔走中。

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山中もとお