企業側がノドから手が出るほど欲しがる人材とは・・
こんにちは、山中もとおです。
世間は夏休みですね。最近はインターネット業界に関わらず各企業ともに景気が良いようで、人材募集が過熱しています。
私も知人の企業さんから人材を紹介してほしいと要望を頂き、数名を紹介したことありました。
各企業さんともお話を頂く時は「誰でもいいから紹介してよ!」って感じなのですが
でも実際は「誰でも良い」訳じゃないんですよね。
売り上げが作れて、作業が早くて、飲み会を盛り上げてくれる。。そんなスーパーマンが重宝されます。
しかし、そんな人材であれば独立してしまうのでなかなか、人材市場にいません。
ネットベンチャーで特に広告代理系の場合、少しの資金があると誰でも独立できちゃうので、ここがどうしても矛盾してしまうところです。
中小企業は何でもこなせるようなスーパーマンがほしい、しかし当の人材はとっくに独立しているケースが多いです。
クライアントからしても、無理して大規模な会社に委託するより、案件をあまり抱えていない、小規模な会社に委託した方が、じっくりと自社の依頼案件をコンサルしてくれるのでメリットは大きいでしょう。
こうして、規模の大きい代理店が抱えていた、案件と人材が徐々に外へと流出していくのです。
現に私がこの業界に入った7~8年前はYahoo!リスティング広告の正規代理店なんて数えるほどしかいませんでしたが、直近では星の数ほど存在しています。(※スター制度と掛けてないよ・・・)
つまり、かつては数社で独占状態だった業界は段々とその山を切り崩され、広く薄まって行ってる印象です。
クライアント側も選択肢が増え、いったい差別化ってなに?という状態なのですが、売ってるものはみんな同じなのでそれが見えにくいという実情もあります。
それは求職者にとっても全く同じで、結局どの会社に入れば良いのか明確な差別化が分からず、目先の年収や多少のネームバリューで判断しているケースが多いのでしょう。
以前も執筆しましたが、企業側はこの差別化を明確に行わないと中の人材からも、外のクライアントからもやがて、そっぽを向かれてしまうかもしれません。
次回は目先の年収について執筆します。
今日はこの辺で。